画像を配置する際に「リンク」と「埋め込み」の二通りがあります。
それぞれ特徴がありますのでお好みの方をお使いください。
リンクで配置するとIllustratorのデータの中に画像データが含まれないためデータ容量を抑えることができ、データの保存や送信の時間の短縮をすることができます。
データを送る際には配置した画像が全て必要になります。配置画像が色々なフォルダにある場合、送信用のデータを収集する際に気を付けないと画像が足りず不備になる可能性があります。
画像がIllustratorのデータの中に含まれるため配置画像が足りず不備になる事はありませんが、画像を含んだ分データが大きくなり、データの保存や送信に時間がかかる可能性があります。
注意事項
配置画像のカラーモードは CMYK、グレースケール、モノクロ2階調を推奨しています。
配置画像の保存形式は Illustrator8以前はEPS形式、Illustrator9以降はPSD形式を推奨しています。
配置画像の解像度は モノクロ2階調は1200dpi以上、グレースケールは300dpi以上、CMYKは350dpi以上を推奨しています。(配置した後で拡大すると解像度が低くなるので注意が必要です。)
※貼りこみしている画像にドロップシャドウや透明機能を使用している場合は、
印刷時に不具合が発生するため「リンク」ではなく、「埋め込み」で配置します。
※Ai形式のデータやPDFをIllustratorに配置しないようにしてください。
Illustratorのデータを配置したいときはEPS形式にして配置します。
線の太さが正しく印刷できない不具合や、エラーで印刷自体ができない不具合があります。
※配置画像は、イラストレータデータを同じ階層(フォルダ)で作業することをオススメしています。